森貞仁

【森貞仁】仕事が遅い人の特徴5つ

会社員をしていて仕事が時間内に終わらないことを理由に、なんで自分は仕事が遅いのだろうと感じる方が中にはいることでしょう。

仕事はこなさないといけない時がありますので、完成できるかどうかも大事にはなりますが、仕事を終えるスピードも要求されます。

そんな時、仕事を終わらせることが遅いと自分の能力の無さのせいにしがちですが、実際はそうではないことがあります。

仕事は仕組みの問題や考え方、やり方の問題で早くすることができます。

僕は「スピード仕事術」という本を出版しており、いかに早く仕事をするかなどの内容を書いています。

仕事を早くするためには人の能力は必要ありません。

以前は僕も仕事が遅かったです。

そこからやり方・考え方を変えることによって、仕事を早くすることが可能だと気付くことができました。

そこで本記事では仕事が遅い人の特徴5つを挙げていくと共に、仕事を早くするための対策が立てられますので最後までお読みください。

本記事を読むことで仕事が円滑に回せるようになるでしょう。

【森貞仁】仕事が遅い人の特徴①期限がない

仕事が遅い人の特徴の1つ目は「期限がない」ということで、言い換えると仕事を終わらせる力がない人のことです。

【仕事が早い人】

  • 最短で処理できる能力
  • 上手く人に任せる能力
  • やらないことを決める能力

以上3つが高い人は仕事が早い人になるでしょう。

一方で仕事が遅い人というのは、目標・目的がなくいつまでもダラダラと仕事に取りかかり、終わりがないという特徴があります。

夏休みの宿題を思い出して頂ければわかりやすいと思います。

僕は夏休みの宿題を最初にやるタイプではなく、期限があるからぎりぎりにやるタイプでした。

学校のテストとかでもそうだと思いますが、期日・期限がないとテスト日が分かってないといつまで経ってもやらない人が中にはいます。

そして夏休みの宿題をやらずに登校する人も中にはいます。

もしこれに期限がないのであればほとんどの人がやらないことでしょう。

そもそもやりたくないではありませんか。

実はこの習性にはしっかりといた裏付けがあります。

これはパーキンソン第一の法則があります。

人はあたられた時間を全て消化してから、物事をこなそうとする法則があります。

また例えば、会議が1時間と決まっていたら、1時間全てを会議に使ってしまうわけです、

これを15分で終わらそうとかではなく、1時間を丸々使い会議を行います。

つまり終わりがなければ永久に伸びていくことが基本の習性です。

【ポイントと対策】

まずは期限を自分の中で決めることが大切です。

そして時間がないことを口癖にするのではなく、自分で決めた時間の中で最大限のクオリティを発揮することが仕事が遅い人がやるべきことになります。

【森貞仁】仕事が遅い人の特徴②準備をしすぎる

仕事が遅い人の特徴の2つ目は「準備をしすぎる」ということで、着手しないに言い換えることができます。

僕は副業・起業のスクールの運営をしているのでたくさんの方からの問い合わせがあります。

その中で「準備ができたらスタートしようと思います」と言う生徒がいます。

しかし、その準備は一生来ない準備なのではないかという気がしています。

確かに仕事を進める上で最低限のリサーチや準備は必要になりますが、基本的に作業物や成果物はやってみないと分からないですしまずやらないと進みません。

基本的な仕事のフローは最低限の準備、そして実行、実行したら成果や納品などの成果物ができます。

そこからさらに改善を繰り返すのことが、基本的な仕事のフローになります。

準備に時間をかけることは重要な事であり、段取りが9割という方も中にはいるかもしれません。

しかし僕が思うことは、少なくとも僕みたいな凡人は準備に時間をかけても、抜けや漏れ、読みの甘さが必ず出ます。

才能がなく量をこなすしかないタイプの方は、その準備は最低限でして行動しながら軌道修正や方向修正していかないと仕事ができずに終わります。

ですのでまずはやってみることが重要です。

早くやることによって先行者利益も働きますので、物事は早く行動していきましょう。

【ポイントと対策】

基本的に準備しすぎる人が心に刻んでおくポイントは「まずやってみること」と「準備に時間をかけすぎない」、「やってから修正する癖をつける」ことです。

【森貞仁】仕事が遅い人の特徴③仮説検証ができない

仕事が遅い人の特徴の3つ目は「仮説検証ができない」ということで、逆に言うと仕事の速い人は動きながら考えられる人のことです。

仮説検証とは、予測を立ててから行動することで、行き当たりばったりにならないということです。

仕事が遅い人は行き当たりばったりで、その場その場で流動的になるため無駄な行動が増えてしまいます。

ある程度予測できる人は仕事を終わらせることが早いです。

この予測の仕方にノウハウやポイントがあります。

すでにそういうことが行われていないのかリサーチをしたり、他の事業でも良いのですが似たようなモデルを探してやっておくことで根拠になり仮説検証の裏付けになります。

あとは経験のある人に聞いたり資料を探したりします。

このような物理的なリサーチの仕方もありますので、そういう仮説検証を行った後に実行をすると無駄がなくなりますので仕事もおのずと早くなります。

そして基本的に仮説は仮説でしかないので間違うこともたくさんあります。

ただその間違った後でも修正をかけていけばいいだけの話なので、そこのトライ&エラーの積み重ねが重要です。

【ポイントと対策】

仕事が早くなるポイントは仮説検証をしてトライ&エラーを積み重ね、量をこなすことです。

【森貞仁】仕事が遅い人の特徴④やることだらけのキャパオーバー

仕事が遅い人の特徴の4つ目は「やることだらけのキャパオーバー」ということで、逆に言うと仕事の速い人はやらないことを決めている人のことです。

仕事が遅くなる原因はやることがたくさんあったり、やることが多岐にわたり混在してしまったり、どこから手をつけていいのかわからなくなったりしてしまいます。

その結果、本来やらなくてもいいことまでやっている可能性があります。

習慣などの日常の習わしがそれを作っているわけなのです。

客観的に見たらあなたのしている行動が無駄になっていることがありますが、あなたの中では必須事項になってしまっているため、キャパオーバーになっていることがあります。

無駄な行動が何なのか気づかない状態になっているため、いつまでも仕事が早くなりません。

そこで気づくためには大きく分けて3つあります。

①外部の人からの知恵を借りる
あなたの事業形態でココ直した方がいいですよやセミナーに行って新しい考えを学ぶことです。

②転職者
社外から来た人に他の社での効率化はどうなのかを聞くことです。

③新入社員
新入社員は社内ルールの常識がないですので、新しい発想で意外に鋭いことを言う可能性もあります。

以上の3つなどから改善の気づきを得ることができます。

【ポイントと対策】

既存の環境に依存しないことと変化の可能性を常に頭の片隅に入れておくのが仕事を早くする上でポイントになってくるでしょう。

【森貞仁】仕事が遅い人の特徴⑤任せられない・巻き込めない

仕事が遅い人の特徴の5つ目は「任せられない・巻き込めない」ということです。

仕事が遅い人は自分の時間を使いますが、仕事が早い人は他人の時間を使います。

どんな人であっても1日は24時間ですので、その限られた時間で仕事をこなす人は他人に仕事を任せることができます。

そして他人の力を使うためには「ホウレンソウ」が重要です。

仕事が遅い時の原因の1つとして方向性の不一致で仕事が遅くなりますので、最初に方向性とゴールの確認をする必要があります。

基本的に仕事が遅いと感じている方は、能力があるわけではないはずですので、上司を上手く使い、周りを上手く巻き込むことです。

そのためにはこまめな報告・連絡・相談をしておきましょう。

すると社内評価も分かりますし、仕事も円滑になります。

【ポイントと対策】

仕事を終わらすために必要なことだけをして、自己完結をしないということがポイントになります。

最後に

仕事が遅い人の特徴5つをご紹介しました。

  1. 期限がない
  2. 準備をしすぎる
  3. 仮説検証ができない
  4. やることだらけのキャパオーバー
  5. 任せられない、巻き込めない

もし当てはまることがあれば、対策やポイントをお伝えしましたので、そのポイントを基に改善してみてください。

実は5年前の僕は全部当てはまってたかなと思います。

そんな僕でも正しいアプローチややり方をすることで起業ができ、今では年商10億円ぐらいの社長になることができました。

仕事が遅いからと言って他人をひがむこともないですし、落ち込まなくても大丈夫です。

しっかりしたアプローチがあれば仕事が早くなりますし、自分の人生は豊かになったり大きく変えたりすることができます。

もしあなたが会社の中で忙殺をしていて、自分らしい人生に生きられていない、もっと理想の人生を歩みたいと思ったりしている方がいることでしょう。

僕は普通の会社員からスタートをして社長になることができて人生が楽しくなりましたので、「森貞仁の公式LINE@」からご相談頂ければ、あなた一人一人に合ったアドバイスをさせて頂きますので、一度ご連絡してみてください。